機械化の難しい果樹栽培…

新規就農を目指す中、お世話になっていた農家さんに福祉施設の方達が来ていました。

雪解け間もない頃で、まだ風が冷たい季節でしたが、冬の間に剪定した枝をもくもくと拾い集め、きれいに片付けると笑顔でバスに乗って帰っていくのです。

「きつい」とか「汚い」とか言われることが多い農業の中でも、果樹は特に畑作に向かない山の斜面などを利用する場合が多く、機械化も難しいと言われています。

担い手不足も深刻ですが、そこに来ていた方達はとても一生懸命で、一緒に作業をしていて気持ちが良かったのを覚えています。

そんな状況を踏まえ、今回は地元の農業振興公社さん主催の研修会が「農副連携について」と言うことでしたので、さっそく参加してきました。

札幌をはじめとする道央圏の先進的な取り組み事例を聞いたり、実際に福祉事業所と作業をしている農家さんとも直接お話をすることができ、今後の農園管理について考えさせられるセミナーとなりました。