サツマイモ掘りについて

 【時 期】 10月上旬 ~ 下旬
 【時 間】 AM9:00~PM4:00
 【料 金】 専用ページにてご確認ください
 【品 種】 5種類
 【予 約】 なし(団体の場合はご相談ください)
 【その他】 掘った分だけお持ち帰り!

サツマイモ豆知識

『栗よりうまい十三里』は江戸時代の焼き芋屋さんが掲げた看板が基になった言葉です。

それ以前は、栗ほど甘くなかったサツマイモは「八里半(栗=九里に及ばない)」などと呼ばれていましたが、江戸時代になって自分の焼き芋は栗より美味しいというのを「(栗=九里) + (より=四里) = 十三里」と表現したところ、当時の江戸っ子の評判を呼び、大ヒットしたのだそうです。

そんな栗よりも美味しいサツマイモは熱帯に近いメキシコ付近が原産と言われ、日本には1600年頃に中国から渡ってきました。

南国出身のため、冷蔵庫などに入れておくと低温障害によって痛みが早くなってしまいますが、新聞紙などに包んで適温(10~15度くらい)で保管すると数ヶ月の保存も可能になります。

しかも、保存している間にサツマイモに含まれるデンプンが糖へと変化するので、時間をおいた方が甘くなるのです!凄い!!

また、サツマイモには、ビタミンC、カリウムなどのミネラル類、食物繊維などが豊富に含まれています。

そのうえ、サツマイモのビタミンCはデンプンに守られているため熱に強く、食物繊維はジャガイモの2倍、更にサツマイモを切ったときに出てくる白い液体(ヤラピン)には腸の蠕動運動を促し、便を柔らかくする作用もあるため便秘の改善にも効果が期待できるのです。

気になるカロリーは100gあたり132 kcalです。

☑ 疲労回復効果、 ☑ 美肌効果、 ☑ 便秘改善効果、 ☑ 整腸効果、 ☑ 免疫力向上効果、 ☑ 生活習慣病予防効果、 ☑ 高血圧の予防効果

品種紹介

■中生(10月上旬~下旬)

◎紅あずま

九州生まれ ほくほく系の代表格! そのままでも高糖度ですが加熱後の糖度は30度を超えることも 繊維質が少なく、焼き芋にした時は果肉の色が黄色く見た目にもきれい

◎紅はるか

九州生まれ しっとり系で高糖度! 麦芽糖の占める比率が高く、食べると強い甘さにもかかわらず後口はすっきりした上品な甘さ 焼き芋にした時の甘さはあの安納芋とも比較されるほど

◎安納芋

九州生まれ しっとり系で高糖度! 熱を加えると蜜が出るほどで、甘さや食感の良さから近年ではお菓子やデザートなどの材料としても人気がたかまっている

◎金時芋

四国生まれ ほくほく系の優良品種! 生の果肉はクリーム色だが熱を加えるときれいな黄金色になるのが名前の由来 栗の様な食感と上品な甘さが人気で各地でブランド化もされている

◎シルクスイート

カネコ種苗さん開発 しっとりとした絹の様な食感! なめらかな口当たりと上品な甘さが特徴の新品種 近年の焼き芋ブームでさらに人気があがっている

 

 

サツマイモを美味しく食べるには

掘りたてのサツマイモは、実はあまり甘くありません。

サツマイモを美味しく食べるには、追熟と言う工程が必要で、お家に持ち帰ったら洗わずに、軽く土を落とし、新聞紙などで包みます。

10~15℃くらいの場所で1ヶ月ほど寝かせてあげると、お芋の中のデンプンが糖分へと変わって美味しく頂けます。