『ブルーベリーのもりでのプッテのぼうけん』はスウェーデンの作家エルサ・ベスコフによる初期の代表作品です。

お母さんの誕生日にブルーベリーを摘みに出かけた少年プッテは、森で小人と出会います。

小人の魔法で体を小さくしてもらったプッテは、ブルーベリーの森で不思議な冒険をすると言うファンタジーなのですが、内容もさることながら挿絵が美しく、北欧の森のたたずまいやそこで出会う動物たちとの情景が生き生きと描かれた絵本となっています。

この物語でタイトルにもなっているブルーベリーですがツツジ科コケモモ属の小果樹で、北半球には広く分布しており、なんと北海道にも見た目がそっくりのクロマメノキと言う近縁種が自生しているのです。

また、現在栽培されているものは北アメリカが原産と言われていますが、ここにも物語がるようで、17世紀初めころアメリカに移住した人たちが、冬の厳しい寒さと飢えに困っていたところ、先住民の方から分けてもらった野生のブルーベリーのおかげで、なんとか生き延びることができたのだそうです。

そんなブルーベリーには大きく「ハイブッシュ」、「ローブッシュ」、「ラビットアイ」の3つのタイプがあり、北海道では寒さに強いハイブッシュ系の品種が多く栽培されています。

ただ、ブルーベリーは単一品種だけでは結実性が弱いため、複数の品種を混ぜて植えられることが多く、収穫の際にはまとめてパックに詰められてしまうことが殆どなので、品種による味の違いは畑で確かめるしかなさそうです。

ちなみに「ブルーベリーを食べると視力が良くなる」って聞いたことありませんか?

でも実はこれ、第二次世界大戦中にイギリス空軍が故意に広めたデマによるもので、残念ながら視力回復までの効果はありません。

デマによって濡れ衣を着せられてしまったブルーベリーですが、それでも眼精疲労や美肌などに対しての効果は認められており、今では人気の果物となっています。

気になるカロリーは100gあたり49 kcalです。

☑ 美肌効果、 ☑ 貧血予防効果、 ☑ 眼精疲労・眼病予防効果、 ☑ 視機能を改善効果、 ☑ 骨粗鬆症予防効果、

品種紹介

■早生(7月下旬~8月中旬) 

◎ウエイマウス ※只今、苗木育苗中

アメリカ生まれ 果実は1.2g程度で甘味と酸味のバランスが良い 寒さに厳しい環境でも生育する

◎ノースランド ※只今、苗木育苗中

アメリカ生まれ 果実は1.5g程度でやや酸味が強く果汁が多い 最近注目の抗酸化物質(ポリフェノール等)が多い

■晩生(8月下旬~9月中旬)

◎ハーバート ※只今、苗木育苗中

アメリカ生まれ 果実の大きさは2g程度と大きく酸味が少なめ 皮がやわらかいが熟し方によって色の違いがはっきりしている

◎バークレイ ※只今、苗木育苗中

アメリカ生まれ 果実の大きさは2g程度と大きく酸味が少なめ 皮がしっかりとしていて収量も多いが熟すと落果しやすい